冷え性について

冷え性とは

Fotolia_28602586_XS.jpg冷え性とは、常温(室温)の状態で、20~30分間、安静にしていて、手先、足先が冷たいと感じる症状のことをいいます。

外の気温が低いときに、同様に外で手先、足先が冷たく感じる人は冷え性ではないのです。逆に外の気温、室温が高い夏頃に同様に冷えを感じる人は、冷え性です。このような状態を冷房病とも言います。

 

冷え性のタイプ

冷え性には主に3つのタイプがあります。人によっては複数の種類に当てはまる人もいます。

 

体内を温めるエネルギーを作れないか不足しているタイプ

Fotolia_95622981_XS.jpg特徴は、お腹やおしりや背中に冷えを感じる人。

 

血の量や質が不足して血のめぐりが悪いタイプ

Fotolia_28603638_XS.jpg特徴は、手足など末端冷え性の人。

 

ストレスなどより気と血のめぐりが悪いタイプ

Fotolia_41820085_XS.jpgのサムネイル画像下半身は冷たいのに上半身はのぼせる人。

 

冷え性の原因

pixta_7588938_M.jpg3つのタイプの原因となる、低血圧、貧血症、低体温、代謝が悪い、アレルギー体質自律神経失調症、婦人科疾患、強いストレスなどによる血流が悪い人が更に体を冷やす環境に長時間いる事や繰り返し強い冷え(冷房など)を受けることでなってしまいます。

このような人は、少しの寒さでも過剰に反応するようになり、手足の末梢血管が縮んでしまい血行不良が起こります。

この血管の収縮は、体温を保つために自律神経による自己防衛反応ですが、この状態が続くと内臓や筋肉にも悪い影響を与え、腰痛や肩こりの原因となります。

 

冷え性を治すために

Fotolia_51119701_XS.jpg冷え性が女性に多い一番の理由は、自律神経の緊張による女性ホルモンの働きが悪いためです。

このため下半身、特に膝から足先の血流の悪さからの骨盤のゆがみや動きが悪くなります。この骨盤のゆがみ、動きを正常に戻すことで女性の腰痛は改善します。

セルフケアとしては、お腹と腰を温める事。湯たんぽが一番のおススメです。
腹巻は、その時は暖かいですが、お腹を触るともっと冷たくなるので、外出時だけ使うことをすすめます。

Fotolia_17897030_XS.jpg入浴中や入浴後に足先からふくらはぎを寒風マッサージのように少し強めにさすりながらマッサージをしてあげてください。もむのは勧めません。

ふくらはぎの筋肉はポンプの働きが大切なのです。ポンプを押しつぶしてしまうのはダメです。ポンプの働きを良くするのは、温めて柔らかくしてあげれば良いのです。

 

なぜ病院では女性の腰痛が良くならないの?

pixta_18251612_S.jpg生理痛は、その時の痛みや症状が良くなるのに、薬を飲み続けても良くなりません。病院の治療は、ほとんどが薬によるものなので良くならないのです。

またマッサージをしてもその時は楽になるが、またすぐに戻ってしまいます。女性の腰痛を改善するには、自律神経を整え、女性ホルモンの働きを正常にする事が一番大切です。
 
冷え性は、体質の一つですが、内臓の疲れや仕事、家事からの疲れやストレス、暴飲暴食など日常生活からくる女性のあなたの身体の弱いところを教えています。

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