腰痛・肩こりと筋肉の関係について
腰痛・肩こりがひどい理由は
“運動不足”や”筋肉が弱い”からではありません!
新しく患者様がお見えになって必ず言われることが二通りあります。
- 「運動ができないので・・・運動が嫌いなので・・・筋肉が弱くて腰がつらい、肩こりがひどい」
- 「ヨガや、ジムで筋トレやカーブスで運動しているのに腰がつらい、肩こりがひどい」
もちろん「ヨガやカーブスなどを始めてから体調が良くなった」という方もいます。逆に「ヨガやカーブスを始めてから腰や肩が痛くなった」ので診てもらいにくる方もおられます。
あなたはどちらでしょう?
そしてなぜこのように違うのでしょうか?
理由は女性特有の筋肉のバランスと働き、そして構造にあります。
筋肉は、上半身に3割、下半身に7割のバランスでできています。
この3つが筋肉の主な働きです。
- 体を支える
- 体(関節)を動かす
- 血液やリンパ液を流す
筋肉の構造は、筋腹(きんぷく)と呼ばれる伸び縮みする部分と、アキレス腱(けん)と言う筋肉を骨に止るための部分に大きく分かれています。
筋肉が弱いと、体にどう影響するのか?
筋肉が弱い状態について説明します。
筋肉は、上下ではなく左右差が問題となることが多く、腕と足を動かすときに身体の中心の軸をぶれないようにすると、筋肉を強くすることが出来ます。つまり右腕と左脚、左腕と右足のバランスが良ければ良いほど筋肉は強くなるのです。
筋肉は、上下ではなく左右差が問題となることが多く、腕と足を動かすときに身体の中心の軸をぶれないようにすると、筋肉を強くすることが出来ます。つまり右腕と左脚、左腕と右足のバランスが良ければ良いほど筋肉は強くなるのです。
女性は男性に比べ骨盤が横に広く、更に高い位置にあるため左右のバランスが悪くなりやすいのです。
ところが日常生活を続けていると体を支えている左脚の血流が悪くなり、身体が左側に傾いてきます。このため体を支える筋肉の働きで、右足や上半身でこの傾きを調整しようとします。
これが腰痛や肩こり、ひざ痛などの原因の一つです。
この状態が続けば続くほど身体の姿勢が悪くなってしまうのです。
思春期には、このため背骨が横に曲がる側弯症、ずれるすべり症、変形する分離症になることが多いのです。更に育児や介護などは重い物を持つために、この左右の差が大きくなることが多いのです。
それでは、筋肉がまだ弱い子供の体はどうでしょう?
近年、スポーツ界では、中学生や高校生が大変活躍していると感じています。
もちろんスポーツ選手なので同じ世代の子と比べれば筋肉はあると思います。でも大人のような筋骨隆々というわけではありません。
ではなぜ筋肉が弱いのに活躍しているのか・・と言うと理由は二つあります。
- 体を動かす信号の速さは、人間は全て同じなので小柄な方が、反応が早いから。
- 筋肉の左右の差が少なく身体のバランスが良いから。
当院の整体は、この左右のバランスを整えることで運動が苦手な人でも日常の生活を変えることなく身体の姿勢を整え、育児や介護を続けても大丈夫な体に改善することを一番の目的で施術をさせて頂きます。
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