ランナー膝(ランナーズニー)でお悩みの方へ

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ここ近年、全国で増えているマラソン大会。この為、当院でもランナー膝で来院する方が多くなっています。
 
実は、このランナー膝は、登山家の膝痛や腰痛、首、肩の痛み、頭痛などの原因にもなっています。
 

ランナー膝「傷病名:腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」の原因

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主にオーバーユース。つまり「走りすぎ!!」とほとんどの治療院では言われます。
もちろんいつも5キロ走っていた方が、いきなりフルマラソンで走れば痛みも出るでしょう。
 
そして「走りすぎ!」が理由であれば、個人差はあると思いますが、痛くなる前までいつも同じように走っていられたのに、段々痛くなって、更に距離を短くしても痛みが引かない様になってくるのは、どうなのでしょうか?
 
それでは、本当の原因は何かと言うとどこかの関節やじん帯などがズレていてそのままの状態で走っているために炎症が走ることで起きてしまうのです。
 
海外には、フットドクターと呼ばれる足の専門医がいます。

この専門医がランナー膝の原因の8割が、足首の変形としています。この一つの状態を「過距踵関節(かきょしゅうかんせつ)」または「過距骨下関節(かきょこつかかんせつ)」と呼びます。

 
分かりやすく言えば、かかとの骨とその上にある距骨が正しい位置に乗っていなくて足首が後ろから見ると内側に曲がって見えます。更にアキレス腱(けん)がまっすぐに膝の方に向かわないで内側に上がって途中から外側に上がっています。
 

足首が正しい位置からずれる原因

足首が正しい位置からずれる原因は、足首の捻挫、足の指の打撲や捻挫をしたことの後遺症の場合が一つ。
 
もう一つは、靴が合わないために足の指が曲がったまま走ることで股関節の筋肉が正しく動かなくなり、足首が正しい位置からずれてしまう場合です。
 
足首が、この状態になると更に股関節の筋肉が正しく動かなくなり、走っていて膝だけではなく腰痛も起こる場合は、股関節がズレていることもあります。
 

ランナー膝(ランナーズニー)の症状はどのようなもの?

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ランナー膝は、ランニングによる膝関節及びすね、ふくらはぎ、ふとももなどに様々な痛み、しびれ、はれなどを起こします。
 
ひどいと歩くたびに痛い、階段の上り下りが痛い、動き始めが痛いなど症状は段階もあり、治療法も症状により違います。
特にひどい場合は、寝ていても痛みがあることもあります。
 

ランナー膝(ランナーズニー)の治療法は?

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痛みを治そうと、病院にいって「しばらくランニングは控えて、安静にしましょう」と湿布、塗り薬、痛み止めを出された事があるかたがいらっしゃるのではないでしょうか?
 
もちろん、症状の出始めは少し安静にする必要があることもあります。特に痛み初めはしばらく安静にしていると日常の痛みはやわらいでくることが多いです。
 
そしてしばらくして、再度走るとやっぱり痛い!!この原因を分かりやすく当院のHPケガの後遺症がいつまでも治らないわけ」(マンガバージョン)をご覧ください。
 
それからフットドクターの治療法にインソール(靴の中敷き)で矯正して行く方法がありますが、手技で正しい位置に整復(せいふく)するとインソールによる矯正は必要ありまん。

時々インソールを入れて走ったことで痛みが強くなってしまうこともあります。
 
この理由は、足は人によってかかとに体重が乗った方が正しく走れる方、足の先つまり指先に体重が乗った方が正しく走れる方など全部で6種類の走る場所があります。
 
当院では、患者様がどのタイプか調べて走り方や身体の使い方をご指導させて頂いています。
 
HPの下にお得な体験コースをご案内させて頂いております。あなたも是非一度体験してみて下さい。ご連絡お待ちしております。