逆子の無痛整復法

逆子の妊婦

逆子、針やお灸、整体など色々やってみたけど・・・

妊娠35週で逆子のお母さんが友人(当院のスタッフ)の紹介で来院されました。

26週の時にも逆子になったのですが、この時は自然に戻ったそうです。 それが32週の三週間前に再度逆子になってしまい、主治医に「このままだと帝王切開になります」と言われたそうです。

この赤ちゃんは、二人目で1人目の時は、逆子にはならず、普通分娩だったそうです。 32週で逆子と分かってから逆子体操、針やお灸、助産師さんの整体と色々試してみましたが元には戻らなかったそうです。

病院では、外回転術というお腹の中の赤ちゃんを手で回して治す方法があります。 ただ入院、または麻酔などで行い、そのまま出産ということもあり、1人目のお子さんがいる患者様にとっては出来れば通院でと思っていたそうです。

実は紹介したスタッフも同じ4か月前に出産しています。この時一度逆子になったのを当院で治しました。 この話を聞いて私も試してみようと思って予約しご来院頂きました。

逆子になるとお母さんもお腹の張りや腰痛などで苦しい

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仰向けに寝てもらい診察すると逆子特有のウエストの位置がお腹の下にありました。

通常正常な位置に赤ちゃんがいるとお腹のくぼみは胸の下にあり、お腹の下は横にふくらんでいるように見えます。 逆子になっていると頭が上なので胸の下からお腹にやや縦に膨らんで張っているようにみえます。

この為お母さんは、いつもお腹が張って苦しく腰痛や背中、肩にこり、張り感を感じています。

逆子を治す施術について

逆子を治す当院の施術は、初めに光線治療で冷えた身体の血流を良くし、お腹の羊水を温め 赤ちゃんが頭を下にする準備をします。

次に左足の小指の関節のずれを治します。お灸をすえても治らないのはこのずれの為です。 次に右を下にして寝てもらいます。この状態で左の股関節を上下に軽く動かし股関節のずれを治します。

これで赤ちゃんが元に戻れる準備は完了です。

今度は左を下にしてお腹をさすっていきます。胸の下にある頭が少しずつ左のお腹に回りながら下がってきます。 おおよそ10分位で頭は動いてきます。そしてこの時足の引っ掛かりが無くなると赤ちゃんが動きやすくなります。

左のお腹の下に頭が触れたらゆっくりお母さんに起きて立ってもらいます。すると自然に縦に張って膨らんでいたお腹が横にふっくらとしてふくらみます。これで元にもどります。

このお母さんも施術後「久しぶりにお腹の張りが無くなって軽くなった。腰も痛くない」と 仰っていました。

逆子になる原因とは

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赤ちゃんは通常お腹の下で左側に頭があります。

お腹が大きくなるとお母さんの歩き方が左右に歩くようになります。この時左の小指や足首がしっかりしていないと羊水が冷たくなってしまうので逆子になってしまうのです。

この2日後に検診がありました。エコーで調べたところ治っていたと喜んでいました。

これで後4~5週で出産の予定なので戻らないよう週に1回通院するという事になりました。

これを読まれた方で同じようにお悩みの方がおりましたらぜひ体験して下さい。